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ナミビアの幻想的なナミブ砂漠と絵画のようなデットフレイを紹介!行き方はレンタカーがおすすめ!

2022.02.17

世界には沢山の砂漠がありますがそんな数ある砂漠の中でも世界一美しいと呼ばれる砂漠がナミビアにあるナミブ砂漠です。世界一美しく世界最古の砂漠でもあります。今回はそんな魅力に溢れたナミブ砂漠と著者が体験したナミビアレンタカー旅を紹介していきます。

  1. ナミビアにあるナミブ砂漠とは?
  2. ナミブ砂漠への行き方は2通り!
  3. ナミブ砂漠の見どころを紹介!
  4. ナミブ砂漠で一番大きい大砂丘DUNE45(デューン45)
  5. 死の沼⁉︎まるで絵画のような「デットフレイ」
  6. ナミビアに来たらレンタカーでロードトリップがオススメ!
  7. ナミブ砂漠で遭難⁉︎著者が体験したレンタカーでの失敗談
  8. ナミビアは砂漠だけじゃない!ピンクフラミンゴを見に行こう!
  9. 一生お風呂に入らない「ヒンバ族」
  10. 愛嬌と悪臭⁉︎オットセイの群れ「ケープ・クロス」
  11. まとめ 魅力いっぱいのナミビアで非日常を体感しよう!

こんにちは!旅する料理人のRyomaです。個人的な話なんですけど僕砂漠大好きなんですよね(笑)今までにサハラ砂漠やアラブ砂漠なんかに行った事がありますが、今回訪れたナミブ砂漠…。さすが「世界一美しい」の称号はダテじゃありませんでした。

ナミブ砂漠

ナミブ砂漠はアフリカ大陸、ナミビアにある約5万平方kmにわたる広大な砂漠です。「ナミブ」とは先住民族の言葉で「何もない」という意味になります。そのままナミビアと国名になっていますからこの国の象徴でもある事がわかりますよね。約8000年前からあるナミブ砂漠は世界最古の砂漠と考えられていますが赤砂が魅せる幻想的な景色から世界一美しい砂漠とも呼ばれています。

ナミビア塗装された道路

ナミブ砂漠への行き方は基本的にツアーを組んで行くか、レンタカーを借りて行く以外に方法がありません。というのもナミビアはアフリカ屈指の観光名所ですが、意外にも公共交通機関が発達していません。

まさに「何もない」状態です(笑)

なのでツアーとレンタカーそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

ナミビア道中

ツアーを組んでナミブ砂漠へ

  • メリット


ツアーで行く最大のメリットは楽なとこ!申し込みさえすれば後は連れてってくれます。

その他にも安心、安全な事などがあげられます。


  • デメリット


ツアーで行くデメリットは料金が高い事と自分でプランを決められないことです。

先程も言った通りナミビアは公共交通機関が発達していないのでツアーは他の国に比べるとかなり高くなっています。調べたところ3泊4日の2ヶ所だけを周るツアーで1人7万円近くしました。

レンタカーを手配してナミブ砂漠へ

  • メリット



レンタカーのメリットは自由にプランが決められる事とツアーよりも安いことです。

人数をがいればさらに安くなりますし、自由にプランが決められることで行ける観光スポットは無限大です。


  • デメリット


レンタカーの最大のデメリットは当たり前ですが全て自己責任ということです。オフロードが続く道もありますし日本のように何かあってもすぐに助けに来てくれる環境ではありません。

実際に僕が体験したレンタカーでの失敗談も後ほど紹介します。

ナミブ砂漠

ナミブ砂漠の見どころはどこまでも続く赤い砂丘です。砂に鉄分が含まれていてそれが酸化することによって赤く見えるそうです。太陽の光が当たる事によって生み出される光と陰のコントラストが見えるのも世界一美しいと呼ばれる所以です。360度どこを見渡しても広がるのは砂の大地です。

ナミブ砂漠の赤土

ナミブ砂漠はただ砂がずっと続いている訳ではなく車で移動していると写真映えする様なポイントも沢山あるので移動中でも楽しむ事ができます。とにかく日中は日差しが強いので日焼け止めとサングラスは必須です。

DUNE45

ナミブ砂漠は沢山の砂丘が連なる砂漠ですがその中でも一番大きな砂丘がDUNE45(デューン45)です。デューンは砂丘の意味でナミブ砂漠の主要な砂丘にはこのように番号が振られています。この砂丘は実際に登る事ができます。砂に足を取られて登るのがしんどいですが登りきった先に見える絶景は息をのむほどです。砂漠の砂は以外にひんやりとしていて気持ちの良い感覚を今でも覚えています。是非裸足になって駆け登りましょう!

ナミブ砂漠

特に朝日や夕日に合わせて来るとまた違った景色や砂漠の色を楽しむ事ができます。

ナミブ砂漠では絶対に外せないスポットですね!

デッドフレイ

デッドフレイはナミブ砂漠深部のナミブ・ノークラフト国立公園内にあります。現地の言葉で「死の沼」という意味です。かつてここは沼地が形成されていましたが気候変動により完全に干上がってしまったそうです。この不気味に立ち尽くす木々は実は数百年前のものです。あまりにも乾燥した気候のため、木は微生物によって分解されず当時のまま残っているのです。

デッドフレイ

デッドフレイは日の出の時間に条件が合えば絵画のように写真が撮れる事で有名です。

この世のものとは思えない不気味な光景が日の出前に訪れると燃えるような美しい光景に変わります。勿論、僕も日の出前のタイミングでデッドフレイに行ってきました。

「デッドフレイ」情報

まずはナミビア首都ウィントフックへ向かいます。日本からの直行便がないためドバイや南アフリカで乗り継ぎが必要になってきます。

首都ウィントフックからはツアーかレンタカーになります。

レンタカーで日の出を狙うのであれば国立公園入り口にあるセスリムキャンプ場に宿泊する必要があります。

ナミビアの道路

ツアーとレンタカーのメリット・デメリットを先程説明しましたが、個人的にはナミビアではレンタカーを借りてロードトリップするのをオススメします。ナミビアの道は単純なので道に迷うことはないですし小道を選ばなければしっかりと塗装もされています。

何よりも自分達のペースで観光できる事が良いですね。広大なので周りを見渡しても走っている車は自分達の車だけなので爽快な気分になります。好きな時に車を止めて写真を撮ったりもできます。

レンタカーを借りる際の注意点

レンタカーを借りる際は国際免許証が必要です。事前に日本で取得しておきましょう。

もう一つ注意しなければならない点がレンタル会社でしっかりと保険に加入する事です。車の保険は二つから選ぶ事ができます。飛び石による傷の保険と車の故障の際の保険です。

車が故障することは滅多にないのですがオフロードの多いナミビアでは飛び石による傷がほぼ確実に付きます。なので必ず保険に入るようにしましょう。

help me!!

著者が実際にロードトリップ中に体験した失敗談を紹介します。何が起きたか結論から言うとナミブ砂漠のど真ん中でガソリンがなくなりました。ナミビアは広大な面積を誇る国ですがナミブ砂漠の面積が広く、町から町への距離も普通の国に比べて異様に離れています。僕が運転で助手席に座っていた友人がナビ係だったのですが言葉の掛け合いミスで次の町までガソリンが持たない事が発覚しました。

慌てて周りの車を探しガソリンを持っていないか尋ねようと思いましたけど時既に遅しでした。一向に車が通る気配がありません。

砂漠で遭難

最初はこの状況を少し楽しんでいましたが数時間経ち水も底を尽きかけて来ると置かれてる状況の深刻さに気づきました。ネットも繋がらない状況で助けも呼べず気づけば遭難してから10時間以上が経過。外も真っ暗でした。

給油

この日は諦めて外にテントを張って寝ようとしたその時、一台の車が通りました。奇跡的に真夜中に一台車が通ったけれどもそもそもガソリンを持っているかなんて分からないし、強盗だったらおしまいです。恐る恐る声をかけてみるとさらに奇跡が重なり予備のガソリンを持っていたので分けてもらえることに‼︎

少しの判断ミスからここまで大ごとになってしまうのもレンタカー旅の怖いところです。

特にナミビアでレンタルする車が4WDが多く燃費が非常に悪いです。ナミビアでは町に着いたらまず給油を忘れない事が大事だと勉強になりました。

砂漠の星空

ただ失敗談も振り返ってみれば思い出になっているのも旅の面白いところですよね!

砂漠のど真ん中で遭難したおかげで満点の星空を見る事ができました。

ピンクフラミンゴの群れ

アフリカ屈指の観光地ナミビアは勿論、ナミブ砂漠だけが見どころではありません。

ウォルビスベイの海岸沿いを走っているとピンクフラミンゴの群れが生息しています。

ピンク色が美しいフラミンゴ達が一斉に飛び立つ姿はとても美しいです。

ピンク色の体をしている理由は餌である藻類やエビなどに含まれるカンタキサンチンやβカロチンという色素によるものです。この色素を摂らなければ自然と体は白くなるそうです。

ヒンバ族

ヒンバ族は、「世界で最も美しい民族」と言われています。世界一が沢山あるナミビアは凄いですね!ヒンバ族の特徴はとしては死ぬまで一度もお風呂に入らないということ。水を浴びることすらしません。臭いはしないのか?と疑問に思うかもしれませんが彼女達は体にお香を焚きつけているので実際に臭いは全くしませんでした。服を着ない代わりに赤土を身体に塗りたくり紫外線などから肌を守っています。服を着た方が楽な気が…。(笑)

「ヒンバ族」村への行き方

ヒンバ族の村へ行くにはレンタカーやツアーになります。

首都ウィントフックからオプウォへ行き、各スーパーにガイドがいるので観光客なら声をかけられます。ヒンバ族の村に行く前にまずはスーパーでお土産の購入が必要とのこと。このお土産が村の入村料になるそうです。ここら辺が民族っぽいですよね!(笑)

オットセイ

「ケープクロスのオットセイ保護区」まずこの話を旅の仲間や地元の人に聞くとみんな口を揃えて「臭い!」と言います。それほどの悪臭がこのケープクロスに漂っていますが、寝そべっていたり授乳をしている親子だったりと見るととてもほっこりした気持ちで見ることができます。ただ臭いです。僕の感覚では海鮮市場の50倍臭かったです。

これだけのオットセイを見られるエリアはおそらく世界中探してもここだけですので行く価値は十分にありますよ!

ひとつ注意点があるとすれば服やカメラなどにも臭いが付きます。臭くしたくないものは持ち込まないほうがいいかも…。

「ケープクロス」行き方

ケープクロスへの行き方はウォルビスベイから出てるツアーに参加するか、レンタカーで行くかの二択になります。「ケープ・クロス」自然保護区は入場料が必要です。

ゲートを通って海岸線に着くまでに自然保護区の管理事務所があるので、入場料を支払います。


料金:80ナミビアドル(580円)

入場時間:10:00〜17:00

ナミブ砂漠

いかがでしたか⁇ナミビアには地球を感じられるスポットが沢山あり、どれも魅力満載です。ツアーも良いですが個人的にはやはりレンタカーでナミビアの広大な道を走ると爽快なのでオススメです‼︎ハプニングもありましたが全て良い思い出。自分だけの物語を作りにナミビアに足を延ばしてみてはいかがでしょうか⁇